毎日トラブル記事でお騒がせなマイナンバーカードですが、一度も見たことのない「デジタル庁」のサイトを見てみました。トラブルの経緯や発生件数等の実態が公表されていると思ったからです。
ところがいたって簡単なサイトで、
トラブルにあったらこうして下さい的なものばかりで、トラブルの実態やどういう対策をとりいつまでに修正完了するのか、こういった実態に率直に目を向けているとは思えないことです。
あらゆるものの紐づけをして便利になりますよ的なことばかりで、使う人の便利さとかけはなれてはしませんか。健康保険証がまさにそのものです。どちらも使えるのが便利なんですよ! だれもがマイナンバーカードを使うようになったら廃止をしてもいいと思います。
どうも「便利」というものが私たちと国では違うようです。
どうも日本のデジタル化の問題が浮き彫りになっている感があります。実態の分析を十分せず、起こりえる問題を想定せず、関連するデータとの整合性も考えず、とりあえずシステムを作ってしまう。
各紐づけについても自治体・保険組合での手入力、誤入力があることは初めから分かっているのになんのチエックもはいらない。全国各地でたくさんの人々が日常の仕事の合間に一生懸命入力作業をしているのですから間違いがあるのは当たり前だと思います。紐づけはてっきり自動的にシステム上で作業が行われるとおもっていました。まさか一つ一つ手入力とは驚きの一言です。
初めからシステム全体の構想が出来ていたのか怪しくなります。後から後からいろいろなものをくっつけボロが出てきたとしか思えません。ここらで一休みしてもいいのではないでしょうか。そしてじっくり見直しをしてちゃんと出来ることからゆっくり進めていけばいいと思います。
私もマイナンバーカードを申し込みましたがまだ取りにいってはいません。なんかトラブル続きでなかなか気が進みません。私はPC党ですのでマイナポータルにつなぐにはカードリーダーを購入しなければなりません。世の中すべてスマホ中心になってしまい困ったものです。電話をかけるには携帯で十分ですし使いやすいと思います。
マイナンバーカードについては国ももう少し私たちの声に耳を傾け柔軟な姿勢を示すことも考えてみてはどうですか。突破口だけではどうにもなりません。